プレイイン・トーナメント
2022-2023シーズンが終了し、プレイオフ出場チームが決定しました!
同時にプレイイン・トーナメントでの対戦カードも決まり、日本時間4/12(水)に
試合が行われます。
今回はウエスタン・カンファレンス7位のロサンゼルス・レイカーズ対同カンファレンス8位のミネソタ・ティンバーウルブズのカードについて書いていきたいと思います。
ロサンゼルス・レイカーズ
レイカーズはNBA個人通算得点歴代1位の記録を今季達成したキングことレブロン・ジェームズと試合に出場さえすれば、リーグ最強プレイヤーでADの愛称で親しまれているアンソニー・デイビスの2人を擁するチームです。
2020年度には2人を主体にNBAチャンピオンに輝いており、今季2度目のチャンピオンを狙っています。
レイカーズは今季開幕から2勝10敗と大きく負け越していました。
昨季からラッセル・ウェストブルックを加え、ビッグ3を形成しましたがなかなか勝てず、今季ついにウェストブルックをトレードし、代わりにフィットがいい選手を獲得しました。
その結果、レイカーズは調子を上げ、最終的には勝率5割を超える43勝39敗でシーズンを終了しています。
トレードで獲得した選手には八村塁をはじめ、プレイメイクができシュート力があるディアンジェロ・ラッセル、3ポイントシューターのマリク・ビーズリー、サイズがありDF力と豊富な運動量、エナジーでチームに貢献するジャレッド・バンダビルト、高確率や3ポイントが武器のC、モー・バンバと選手層が厚くなっています。
また、デニス・シュルーダーやオースティン・リーブスなど優勝に必要なピースは揃っており、プレイオフで最も怖いチームになっています。
ミネソタ・ティンバーウルブズ
ウルブズはカール・アンソニー・タウンズ、アンソニー・エドワーズというウィングとインサイドに得点力のあるプレイヤーがいるチームとなっています。
特にエドワーズは今季飛躍の年となっており、平均24.6得点、5.8リバウンド、4.4アシスト、1.6スティールを記録し、オールスターへ選出もされています。
またウルブズは今季開幕前に多くの選手やドラフトピックを放出し、3回のディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞しているルディ・ゴベアを獲得しています。
ルディ・ゴベアの加入により、タウンズとのツインタワーを結成し、今季注目を集めていましたが思ったよりかみ合わず、ゴベアを活かせていない状況になってしまったため、PGのトレードを実施し、ディアンジェロ・ラッセルの代わりに2年間ゴベアと同じチームにいたマイク・コンリーを獲得し、勝率を伸ばすことに成功しています。
最終的に42勝20敗でシーズンを終了しています。
ただ、先日行われた試合にて、ゴベアが味方選手を殴り、1試合出場停止処分でレイカーズ戦には出場できません。
また、ジェイデン・マクダニエルズもフラストレーションから壁を殴り、手を骨折したため、レイカーズ戦には出場できない状況と主力を欠く状況となっています。
注目プレイヤー
レイカーズの注目選手は八村塁です。
攻撃面ではもちろん活躍を期待しますが、ウルブズ戦ではディフェンスが重要となってきます。
レイカーズが勝利するにはウルブズのタウンズをどのくらい止められるかが鍵になってきます。
レイカーズにはエースストッパーのバンダビルトがいますが、バンダビルトは早いウィング相手にはそのディフェンス力を大きく発揮しますが、相手が大きくて、フィジカルのある選手にはディフェンス力は発揮しにくいです。
反対に八村塁は大きくて、フィジカルを武器としている選手には大きくディフェンス力を発揮します。
前回ウルブズと対戦し、タウンズとマッチアップしたときには完封し勝利に貢献しました。
今回の対戦でもおそらくレイカーズはタウンズに八村塁をマッチアップさせると思うので、どれだけ止めれるかがカギになるでしょう。
ウルブズの注目選手はアンソニー・エドワーズです。
ウルブズは今回ゴベアとマクダニエルズを欠き、厳しい戦いになると思います。
タウンズも前対戦と同様に八村塁にある程度抑えられたときに得点を取る役割を任されるのがエドワーズになるでしょう。
エドワーズが爆発すれば、フルメンバーが揃うレイカーズに勝利する可能性は十分にあると思います。
まだ、3年目と若いエドワーズがプレイオフで飛躍を遂げることができるのか大きく期待です。
まとめ
今季は5位から10位まで僅差で終了したレギュラーシーズンでしたが、レイカーズがシーズン最後のような強さを発揮し、プレイオフ出場を勝ち取るのか、もしくは同じく終盤に強さを発揮し、主力が欠くものの爆発力のあるウルブズか、重要な一戦となりますが、1ファンとして楽しみに見ていきたいです。
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